学資保険のデメリット

学資保険のデメリットとしては、高校・大学進学時に受け取れる進学資金や満期学資金の額が加入時に確定しており、物価や学費・入学金の上昇によって相対的に価値が目減りしてしまう可能性があります。もっとも、受け取れる保険金が確定していることは、確かな安心につながるとも言えます。

学資保険のデメリットとしてもう1点、保険会社によって返戻率(へんれいりつ)にかなり差があるので気をつけなければなりません。105%前後から110%以上と高い返戻率が目立つ反面、70%代の低い返戻率の商品も少なくありません。

このような低返戻率の学資保険は、「こども保険」と命名された商品に多いようです。「こども保険」には、幼児の頃から4〜5回にわたって祝金を受け取れるものや、医療保障・死亡保障などの充実したものが少なからずあり、中には保険契約者(親)が万一の場合に育英年金・養育年金を受け取れるというものもあります。その反面、高校・大学進学時に受け取れる進学資金や満期学資金の金額が低く設定されており、結果として、返戻率が引き下げられています。

低返戻率の「こども保険」は、学資保険としては進学資金の一部分を補填する補助的な保険と見るべきでしょう。むしろ、子供の成長に合わせて、節目節目で祝金をもらうことができ、プレゼントの購入やレジャーの費用に当てることができる、子供のための楽しみ満載の保険です。このような各社の返戻率については、「保険の一括無料資料請求」サイトにて資料請求し、確認してください。

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